トヨタ自動車系の大手8社が2日、2021年4~12月決算を発表した。このうち4社が22年3月期の通期予想を下方修正した。昨年秋以降にトヨタなど自動車メーカーによる高水準の生産を見込んだが、実際は半導体不足などで部品調達網が混乱し、生産が滞っているためだ。
下方修正したのは、デンソーとトヨタ紡織、愛知製鋼、豊田合成。21年4~12月期はコロナ禍が直撃した前年同期に比べ増収だったが、自動車の減産や原材料高騰の悪影響を踏まえた。
デンソーは、7月に公表した予想から、売上高を600億円、純利益を350億円引き下げた。半導体不足などによる車の減産で、10~12月に部品の受注が伸び悩んだ。この期間の営業利益は当初の想定を約400億円下回った。松井靖・経営役員は「(半導体不足の解消は)22年のうちは厳しい」との見方を示した。
トヨタ紡織は足元の自動車メ…
トヨタ系大手4社が業績予想を下方修正、22年3月期 車生産に滞り - 朝日新聞デジタル
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