オリックスは、子会社の会計ソフト会社、 弥生(東京・千代田)を米投資ファンドのKKRに売却する方針を固めた。事情に詳しい関係者によると、売却価格は約2400億円。
オリックスは10月までに弥生の入札手続きを開始。KKRのほか、米ベイン・キャピタル、米ブラックストーンの3社が2次入札に進んでいた。
弥生の売却については、11日付の日本経済新聞電子版が先に 報じていた。報道によると、弥生は個人事業主向けクラウド会計ソフトで約6割の市場シェアを握る。自動で最新版に更新されるこうしたソフトへのニーズは強く、弥生売却で得た資金は再生可能エネルギーや企業買収など、他の成長分野に充てるとみられるとしている。
オリックス広報担当の金岡優佳氏はコメントを控えた。弥生からはコメントを得られていない。
オリックスは2014年に弥生を買収。当時の買収価格は800億円超で、売却が実現すれば企業価値を約3倍にも向上させたことになる。弥生は会計ソフトの顧客である中小企業向けに、融資や新規事業立ち上げ支援業務を手掛けるなどビジネスを拡大してきた。
(売却方針の確認を受けて記事を更新しました)
オリックスが会計ソフトの弥生をKKRに売却、2400億円-関係者 - ブルームバーグ
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