栃木県は29日、宇都宮市駒生町のとちぎワクチン接種センターで英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチン接種を開始した。本県在住の40歳以上や、アレルギーなどでほかのワクチンを接種できない18歳以上の人が対象。最大500人の枠に対し、392人が接種を受けた。
同社製ワクチンは極めてまれに血栓が生じるリスクが指摘されていることから、厚労省が使用を見送っていた経緯がある。今月初めに公的な予防接種に追加され、本県には国から500人分が配分された。
予約の受け付けは12日に始まり、15日昼までに全500人分の枠が埋まった。その後100人近いキャンセルがあり、追加募集を実施したが想定を下回った。
キャンセルの背景を県担当者は「より早く接種を完了できるほかのワクチンの予約が取れたのでは」と推測する。今後の追加募集の予定は未定という。
29日は午前9時から接種が行われ、県内各地から希望者が足を運んだ。
接種を終えた宇都宮市泉が丘2丁目、主婦(53)は「これまでワクチンの予約が取れず困っていた。ようやく接種できて本当に安心した」と話していた。
2回目の接種は8週間後の10月24日に行われる。
アストラゼネカのワクチン接種開始 予約埋まらず、栃木県大規模接種会場|社会,県内主要,政治行政|下野新聞「SOON」ニュース|新型肺炎-COVID19-|下野新聞 SOON(スーン) - 下野新聞
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