東京株式相場は反発。ロシアがウクライナ国境付近に集結させている部隊の一部撤収を発表し、地政学的リスクが後退。原油先物が下落し、インフレ警戒もやや和らいだことが好感されている。機械など輸出関連に買いが集まり、化学など素材株が上昇。金融株も高い。
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市場関係者の見方
三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジスト
- ロシアがウクライナから一部撤退すると発表し、緊張感の緩和という受け止めでリスクオン(選好)の流れになった。ウクライナ情勢を巡り株式市場は一喜一憂している
- 相場の材料を慎重にこなしながら、上値を試すような展開だ。米利上げペースもまだ市場の関心が高い材料のため、戻り基調ではあるものの不安定な動きが続いている印象だ
東証33業種
上昇率上位 | ゴム製品、海運、空運、保険、機械、化学、ガラス・土石、銀行 |
下落率上位 | 鉱業、石油・石炭製品 |
背景
- プーチン大統領、外交による解決望むと
表明-部隊の一部撤収発表
- バイデン米大統領、ロシアのウクライナ侵攻はなお 起こり得る
- 15日のニューヨーク原油先物は3.6%安と 大幅反落
- NY連銀製造業景況指数、2月はやや 改善-販売価格は過去最高
- 米PPI、1月は予想上回る 上昇-FRBの利上げ見通しを後押し
日本株は反発、ウクライナ緊張緩和や原油安好感-輸出関連や素材高い - ブルームバーグ
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