ＡＮＡと日航が先陣、３回目職域接種始まる…女性客室乗務員「安心して飛行機に」 - 読売新聞オンライン

　ＡＮＡホールディングス（ＨＤ）と日本航空は１２日、大手企業の先陣を切る形で新型コロナウイルスワクチンの３回目職域接種を始めた。まずは海外との往来が多い国際線パイロットと客室乗務員が対象となる。

　この日の午前１０時頃、会場となる羽田空港第１ターミナル内の会議室には、両社の社員計１０人が集まった。日本航空で客室乗務員を務める女性（２７）は接種後、「一人でも多くの人に安心して飛行機に乗ってもらいたい」と話した。

　会場には岸田首相が視察に訪れた。３回目の接種を巡っては、岸田首相が今月後半までに１日１００万回を目指す考えを表明。政府は８日、職域接種を今月２１日に開始すると発表するとともに、さらなる前倒し実施を企業に求めていた。職域接種用として２月末までに７６０万回、３月末までに２００万回分のワクチンを配送する予定だ。

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