【ニューヨーク時事】27日午前のニューヨーク株式相場は、昨年10~12月期の米国の実質GDP(国内総生産)速報値が好調な内容だったことを受け、反発して始まった。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日の終値に比べ、一時600ドル超上昇した。午前10時10分現在は、ダウが前日終値比578.32ドル高の3万4746.41ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数が204.58ポイント高の1万3746.70。
米商務省が朝方発表した10~12月期の実質GDP(国内総生産)速報値は、年率換算で前期比6.9%増加した。前期の2.3%増から大きく加速し、市場予想(ロイター通信調べ)の5.5%増も上回った。米経済の柱となる個人消費や輸出の伸びが確認されたことで、景気の先行き懸念が後退、株価を押し上げている。また、これまで急速に売り込まれてきたハイテク関連の一角や景気敏感株などを中心に安値拾いの買いも入り、相場を支えている。
個別銘柄では、テスラが下落。前日に発表した昨年10~12月期決算では、1株当たり利益、売上高ともに市場予想を上回ったものの、売りが先行している。一方、米著名投資家ウィリアム・アックマン氏が株を大量購入したと伝わったネットフリックスが急伸している。(了)
〔米株式〕NYダウ反発、一時600ドル超の上げ(27日午前) - ニュース・コラム - Y!ファイナンス - Yahoo!ファイナンス
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