東京株式相場は続伸。米金融当局者が3月の積極的な利上げに慎重な意見を相次いで示し、米金融引き締めにより経済が混乱する懸念が和らいだ。米ハイテク株が大幅に上昇し、日本でも精密機器や電機株に買いが集まっている。個別銘柄では、傘下の百貨店事業を売却する最終調整に入ったと伝わった7&IHDの株価の上げが目立つ。
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市場関係者の見方
野村アセットマネジメントの石黒英之シニア・ストラテジスト
- 米金融引き締めの加速を織り込む売りが一巡し、企業業績の裏付けによる株式評価に注目する投資家の見直し買いが期待できる
- 輸出関連やハイテク株の米国預託証券(ADR)が高く、寄与度の大きな銘柄への買いが株価指数を押し上げると期待できる。一方で、米金利の上昇が一服し、金融株は相対的に弱くなりそうだ
- 空売り比率が高水準で需給面での買い戻しが続く公算が大きい。予想株価収益率(PER)も低水準で、業績面からも売り余地が無くなってきている
東証33業種
上昇率上位 | 海運、電機、精密機器、小売業、サービス |
下落率上位 | 繊維製品、鉱業、石油・石炭製品、保険 |
背景
日本株は続伸へ、米利上げの警戒が和らぐ-半導体関連や電機に買い - ブルームバーグ
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