急速に感染が拡大している新型コロナウイルス禍は、3連休初日を迎えた8日も列島各地に影を落とした。新たな変異株「オミクロン株」の感染者が急増している沖縄県の那覇空港(那覇市)では、観光客の姿はまばら。同県とともに9日から「まん延防止等重点措置」が適用される広島、山口両県でも、成人の日(10日)を前に式典の延期や中止を決める動きが広がっている。
年末年始は多くの観光客らで混雑した那覇空港だったが、8日午前はすいていた。夫婦で東京都から観光に訪れたという男性(59)は、航空券やホテルのキャンセル代がかかることから中止を断念したという。
抗原検査の簡易キットを持参し、那覇市の国際通りなどの観光名所を避けてホテル周辺で過ごすという男性は「2年ぶりの旅行を楽しみにしていたが残念。感染に気をつけながら少しでも楽しみたい」と話した。
一方、広島県の全23市町のうち、少なくとも14市町が成人式の延期・中止を決定した。広島市の式典は約1万2000人が対象だったが、帰省した若者らを含む多くの新成人が集まれば感染のリスクが高まると判断。5月8日に延期するという。
国内ではオミクロン株が猛威を振るっており、7日の新規感染者は空港検疫を含めて6214人と約3か月半ぶりに6000人を超えた。このため、3県以外でも、新成人に式典の様子をオンラインで配信する自治体が増えている。
感染急拡大中の3連休初日、那覇空港では観光客の姿まばら…広島市は成人式を延期 - 読売新聞オンライン
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