中国の製造業活動を測る政府の指数は1月に低下したものの、拡大・縮小の節目となる50を上回った。季節的な活動鈍化や新型コロナウイルスの感染急増、住宅販売の低迷などが企業活動の重しとなっている。
国家統計局が30日発表した1月の製造業購買担当者指数(PMI)は50.1と、ブルームバーグ集計のエコノミスト予想中央値の50をかろうじて上回った。建設業とサービス業を対象とする非製造業PMIは51.1に低下したが、市場予想はやや上回った。
中国の製造業活動は例年、「春節(旧正月)」の連休に労働者が帰省するため1月と2月に鈍くなる。今年は2月4日の北京冬季五輪の開幕を控え、政府が大気汚染を減らすために製鉄所に生産削減を命じたことも影響した。
住宅販売の減少に加え、コロナのオミクロン変異株拡散を抑えるため制限措置を導入したことも消費に響いた。
同日発表された民間の財新製造業PMIは1月に49.1に低下し、約2年ぶりの低水準となった。
原題:
China Manufacturing Loses Steam as Growth Risks Mount (1)(抜粋)
中国製造業PMIが低下、季節的な活動鈍化やコロナ対策の影響で - ブルームバーグ
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