19日の米株式相場は続落。金融政策引き締めの可能性がある中、企業業績の見通しが意識され、日中を通して荒い値動きとなった。ナスダック総合指数は調整局面入りした。
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S&P500種株価指数は前日比1%安の4532.76。昨年10月以来初めて終値で100日移動平均線を下回った。ダウ工業株30種平均は339.82ドル(1%)安の35028.65ドル。ナスダック総合指数は1.2%下げ、昨年11月に付けた高値からの下落率が10%を超えた。
一方、モルガン・スタンレーやユナイテッドヘルス・グループ、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)などの予想を上回る決算は、センチメントを支える一助となった。
モルガン・スタンレー、予想外の株式トレーディング増収-債券は低迷
米国債相場は上昇。10年債利回りは2%を突破するとの見方が強まっているが、この日は利回りが全般的に低下した。ニューヨーク時間午後4時17分現在、10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.85%。
ハリス・ファイナンシャル・グループのマネジングパートナー、ジェイミー・コックス氏は「株に再び買いを入れる前に様子見姿勢が広がっている状況だ。連邦公開市場委員会(FOMC)会合が近づいているため、それが終わるまでは大きな動きは起こらないだろう」と指摘。「全体を見渡しても経済に問題は多くない。あるのは『予想より速いペースの利上げサイクルにつながるのか』という疑問だけだ。私はそうは思わない。その可能性は低いと思う」と述べた。
外国為替市場では、オーストラリア・ドルやノルウェー・クローネの上げが目立った。ドルが主要10通貨に対して全面安となる中、ドル指数は4営業日ぶりに下落。
ニューヨーク時間午後4時18分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%低下。ドルは対円で0.3%安の1ドル=114円29銭。ユーロは対ドルで0.2%高の1ユーロ=1.1345ドル。
ニューヨーク原油先物相場は3日続伸。2014年10月以来、約7年ぶりの高値を更新した。国際エネルギー機関(IEA)の見解を受けて買いが膨らんだ。IEAは新型コロナウイルスのオミクロン変異株による需要への影響が驚くほど少ないため、世界の石油市場は以前の想定より逼迫(ひっぱく)しているようだとの見方を示した。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物2月限は、前日比1.53ドル(1.8%)高の1バレル=86.96ドルで終了した。ロンドンICEの北海ブレント3月限は93セント高の88.44ドル。
ニューヨーク金先物相場は反発し、2カ月ぶり高値となった。米国債利回りが幅広い年限で低下し、ドルが軟化したため、金に買いが入った。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は1.7%高の1オンス=1843.20ドルで終了した。
原題: Stocks Drop as Selloff Puts Nasdaq Into Correction: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Bid, Swap Spreads Tighten as Bank Deals Flood Market(抜粋)
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米国株続落、ナスダック総合が調整局面入り-原油は続伸 - ブルームバーグ
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