新型コロナの感染が従業員などに拡大し、トヨタ自動車が、国内工場の20の製造ラインで一時稼働を停止します。

 トヨタ自動車によりますと、稼働を停止するのは豊田市の堤工場などの一部のラインで、21日から24日にかけ、国内11工場あわせて20ラインを一時停止するということです。

 堤工場で、これまでに従業員26人が新型コロナに感染するなど工場で感染者が増えていることや、仕入れ先の部品メーカーでも感染が広がり部品の供給が滞っていることが原因だということです。

 半導体不足の影響もあり、トヨタの1月の生産台数は予定からおよそ4万7000台減少する見通しです。