東京株式相場は反発。日経平均株価の上昇率は2%を超えた。海外での新型コロナウイルスの感染再拡大を懸念した売りが一巡。ほぼ全面安だった前日の反動が出ている。塩野義製薬は開発している経口薬のオミクロン株への高い抗ウイルス活性を確認した。経済回復が遅れる不安が和らぎ、これまで下げの目立った電機などに見直し買いが入った。東証1部銘柄は午前11時時点で約87%が上昇している。
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市場関係者の見方
岡三アセットマネジメントの前野達志シニアストラテジスト
- ほぼ全面安だった前日の反動が出て、きょうは全業種が上昇。新型コロナ変異株の感染拡大などの悪材料に反応したが行き過ぎだった
- 日本でも感染再拡大の可能性は大きいが、長期的に見れば経済が回復に向かう方向であり弱気になる必要はない
- 各中央銀行の金融引き締め姿勢を嫌気した売りも過剰だ。中国ではローンプライムレートを引き下げたり、不動産業界規制の緩和政策を打ち出すなどしており、経済回復への意気込みが感じられる。中国の影響を大きく受ける日本株を支えになる
東証33業種
上昇率上位 | その他製品、不動産、証券・商品先物取引、ゴム製品、金属製品 |
下落率上位 | - |
背景
日経平均2%高、海外感染増の不安売り一巡-全面安だった前日の反動 - ブルームバーグ
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