28日の米国株式市場は、寄り付き前に発表される米7-9月期GDP(国内総生産)・速報値に注目が集まる。
米7-9月期GDP・速報値の市場予想は前期比2.7%増で、前4-6月期の同6.7%増からは伸びが大きく鈍化するとの見方が大勢だ。ワクチン接種の拡大で米経済活動の正常化機運が高まってきたが、7-9月期についてはサプライチェーンの混乱による在庫減少や消費鈍化などがGDPを下押しするとの見方が根強い。市場予想ほど大きな伸び率鈍化とならなければ、株式市場に買い安心感が広がるものとみられる。
<主な米経済指標・イベント>
7-9月期GDP・速報値、9月中古住宅販売仮契約、新規失業保険申請件数、7年国債入札
キャタピラー、コムキャスト、アルトリア・グループ、マスターカード、ショッピファイ、ギリアド・サイエンシズ、スターバックス、アップル、アマゾン・ドットコムなどが決算発表予定
(日付は現地時間)
◎投資関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。
提供:モーニングスター社
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