[東京 1日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、続伸する展開が想定されている。前日に投開票があった衆院選で、自民党が単独で絶対安定多数を確保したことへのポジティブな受け止めが先行しそうだ。前週末の米株式市場で主要3指数がそろって高値を更新たことも支援材料になり得る。
日経平均の予想レンジは2万8900円─2万9400円。
前週末29日の米国株式市場は、序盤の下げから切り返し3指数そろって最高値を更新した。アマゾン・ドット・コムやアップルが失望的な決算を受けて売られたものの、マイクロソフトの上昇が相殺した。
東京市場で日経平均は、続伸が見込まれる。衆院選で自民党は議席を減らしたものの絶対安定多数を確保。「選挙での大きな混乱はなく、投資家の安心感につながりそうだ」(国内証券)との声が聞かれる。米株高も相場を支援しそうだ。
市場では「自民党は事前に苦戦が伝えられたが議席に大きな違いはなく、欧米に劣後していた状況の見直しが始まる」(いちよしアセットマネジメントの秋野充成上席執行役員)との受け止める声が出ている。今後は、経済対策の中身と規模を見極めることになると秋野氏は指摘している。
選挙を経て、市場の関心は企業決算に向かう。きょうは、塩野義製薬やTDK、京セラなどの発表が予定されている。
前営業日終値 年初来高値 年初来安値
日経平均 28892.69 30795.78 26954.81
+72.60 2021年9月14日 2021年8月20日
シカゴ日経平均先物当限 28990(円建て)
今日の株式見通し=続伸、自民党の絶対安定多数確保を好感 米株高も支援 - ロイター (Reuters Japan)
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