20日の香港株式相場は下落。中国不動産セクターの健全性を巡る懸念が波及し、不動産株の指標が約1年ぶりの大幅安となったほか、銀行株や中国平安保険(集団)も安い。
ハンセン不動産株指数は6.7%安と、2020年5月以来の大きな下げ。時価総額で中国最大の保険会社である 中国平安保険は香港市場で5.8%下げて終了と、約4年ぶり安値を記録した。香港株の指標であるハンセン指数は3.3%安で取引を終え、1日の下げとしては2カ月ぶりの大きさとなった。
中国の不動産開発会社、 中国恒大集団を巡る投資家の懸念が急速に拡散。深刻な資金難に陥っている同社の破綻回避に中国政府が動くかどうか、同国高官は沈黙を保っている。同社は融資や社債の利払い期限を今週迎えるが、ほとんどの専門家の間で支払いを履行できると考えられていない。香港市場で同社株は一時19%安まで下げた。
原題: China Property Fear Spreads Beyond Evergrande, Roiling Markets、 Hong Kong Stocks Sink as Evergrande Woes Spread, Ping An Tumbles (抜粋)
(終値ベースで更新します)
香港株下落、中国恒大巡る懸念で不動産株に売り-平安保険も安い - ブルームバーグ
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