債券相場は上昇が予想されている。前日の10年国債入札後の堅調な地合いや米国債の続伸のほか、この日の国債買い入れオペも相場を下支えするとの見方が出ている。
長期国債先物(9月物) |
152円40銭台前半~152円50銭付近 (前日終値152円44銭) |
新発10年物国債(363回債)利回り | 0.005%-0.010%程度か (前日0.005%) |
先物夜間取引で9月物は米長期金利の低下を背景に一時152円49銭まで上昇したが、引けにかけては水準を切り下げ、結局は前日の日中取引終値比変わらずの152円44銭で引けた。
市場関係者の見方
東海東京証券の佐野一彦チーフ債券ストラテジスト
- 米10年国債利回りの低下など、他市場はニュートラルから若干の追い風。前日の10年債入札はやや弱めだったものの、結果発表後の相場は期待通り堅調
- きょうの債券相場はもみ合い強含みを見込む。上値追いには警戒感がある一方、日銀の国債買い入れがサポートに
- 先物中心限月の予想レンジは152円41銭から152円50銭
日銀オペ
- 対象は残存期間1年超3年以下、3年超5年以下、10年超25年以下
- 7ー9月の買い入れ予定で示された通知額はそれぞれ4500億円、4500億円、1500億円
- 備考:日銀:国債買い切りオペ一覧 (表)
海外市場の流れ
- 3日の米10年国債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp)低い1.17%程度で終了
- 【 米国市況】株が上昇、決算が総じて良好-ドルは一時108円台に下落
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債券は上昇か、米国債続伸や日銀買いオペがサポート材料との見方 - ブルームバーグ
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