阪急阪神百貨店は4日、食料品売り場を中心に従業員の新型コロナウイルス感染が相次いでいる阪神百貨店梅田本店(大阪市北区)で、新たに13人の感染が確認されたと発表した。一連の感染者は128人になった。一方、同店に近接している阪急百貨店うめだ本店(同)でも7月28日から8月4日までに計34人が感染していることが分かった。
同社によると、阪神で新たに感染が判明した13人の担当階は地下1階が10人、2、3、7階が各1人。感染者の多くを占める地下1階と1階の食料品売り場は7月31日から休業を続けている。一方、阪急の感染者は、地下1階10人、1階6人、2階8人などと特定の階に偏りはみられず、休業もしていない。親会社のエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングは、阪急・阪神間で従業員の往来が少ないことから、阪神の事例との関連は薄いとみている。
阪急阪神百貨店は31日、阪神の事例について客からの問い合わせを受け付ける窓口を設置。H2Oによると、8月3日までに1000件を超える問い合わせの電話があった。「いつも利用しているので心配」という声のほか、「もっと長く休業してほしい」「なぜ2階以上の売り場は営業しているのか」などと、店により強い対応を求める意見もあったという。同社の担当者は取材に「感染防止対策や消毒などを完了しており心配ないとお伝えしている」と話した。【井口彩】
阪神梅田本店の感染者128人に クラスター、新たに13人確認 - auone.jp
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