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東京株式相場は下落。新型コロナウイルスのデルタ型変異株の感染が拡大し、景気回復の遅れが懸念されている。鉱業や石油・石炭製品、鉄鋼など幅広い業種で売り優勢。
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市場関係者の見方
大和証券投資情報部の石黒英之シニアストラテジスト
- デルタ変異株への懸念が株価の重しになるが、米国のISM製造業景況指数や週末の雇用統計の発表を控え様子見ムードは強い
- 株価指数は下げるが二極化しそう。米国株もハイテクのナスダックやSOXは高値更新し成長株が選好され、リフレトレードが一巡しバリュー株が上値の重しになるだろう
東証33業種
下落率上位 | 鉱業、鉄鋼、非鉄金属、ゴム製品、石油・石炭、その他金融 |
上昇業種 | 電機 |
背景
- 英国発の渡航を制限、香港は旅客便禁止-スペインやポルトガルも規制
- 東京都で新たに317人の新型コロナ感染確認、7日間移動平均489.0人
- 米国株はS&P500とナスダックが最高値、ダウ反落-フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2.5%高
- 米10年債利回りは1.48%程度と5ベーシスポイント(bp)低下
- ニューヨーク原油先物は1.5%安の1バレル=72.91ドル
- ドル・円相場は1ドル=110円60銭台で推移、前日の日本株終値時点は110円66銭
日本株は下落、デルタ変異株広がり回復遅れ懸念-鉱業や鉄鋼など安い - ブルームバーグ
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