21日午前の東京外国為替市場で円相場は下げ渋った。12時時点は前週末の17時時点に比べ2銭の円安・ドル高の1ドル=110円02~03銭だった。米連邦準備理事会(FRB)が利上げを前倒しするとの観測から円安・ドル高が進んだ海外市場の流れを引き継いだ。国内輸入企業による円売り・ドル買いも先行した。その後、日経平均株価の大幅下落が円買い・ドル売りを誘った。
21日午前の東京株式市場で日経平均株価は下げ幅が一時1000円を超え、心理的節目の2万8000円を下回って終えた。投資家のリスク選好姿勢が後退し、「低リスク通貨」とされる円には徐々に買いが優勢となり、円相場は昼前に一時109円94銭近辺まで買われて上昇に転じる場面もあった。9~12時の安値は110円25銭近辺で、値幅は31銭程度だった。
円は対ユーロでは上昇した。12時時点は同52銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=130円55~56銭だった。
ユーロは対ドルで下落した。12時時点は同0.0050ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1865~66ドルだった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
外為12時 円、下げ渋り 110円ちょうど近辺 売り先行も株安で買い - 日本経済新聞
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