STVニュース北海道
道内は、依然として感染者が多い状態が続いています。5月31日までが期限だった「緊急事態宣言」は6月20日まで延長されますが、週末の札幌では、人出が増加するなど、自粛生活の限界も 見え始めています。 (森永記者)「土曜日のきょう、札幌の地下街はこのようにシャッターが閉じて、お店が閉まっていますが人の通りを見てみますと、多いような印象を受けます」 緊急事態宣言の発出から2回目の週末を迎えた道内。6月1日以降も宣言は延長されますが、札幌市民からは早くも「自粛疲れ」の声が。 (遊びに来た人)「しばらく自粛していたのでそろそろ限界です。(延長しても)そろそろ効果薄れていると思います」 (仕事に行く人)「人の量はいつもよりは多いと思います。どこに行くんだろうなという疑問はあります。何しに行くんだろうなって、仕事している身からしたら」 札幌中心部の30日の人出は、宣言後初の週末となった1週間前と比べて1割ほど増加しています。 札幌市中心部の百貨店です。開店の準備をしているのは、食料品など生活必需品の売り場のみ。それ以外のフロアは休業要請に伴う「臨時休業」が続いていて、さらなる延長に頭を悩ませています。 (札幌丸井三越 荻原可奈絵さん)「土日しか来られないお客さんがいる。土日もお客さんにサービスを提供できる体制に戻ることを期待しています」 この百貨店では、宣言の延長後も土日の臨時休業を続けるということです。ふだんは多くの人でにぎわう週末のすすきの。宣言の延長が休業期間の長期化に直結するスナックからは、悲鳴の声が聞かれました。 (結維。 木村ゆかりママ)「(営業の)許可がないかぎり、開けていても休業のような状態というか、開店休業のような状態が1年近く続いています」 一方、青空が広がった道東の観光地・阿寒湖では。 (武田記者)「ポカポカ陽気で観光日和ですが、観光客の姿はほとんどなく、ひっそりと静まり返っています」 道東の大自然を満喫できると観光客に人気の遊覧船も、宣言が出された5月16日から全面運休。宣言延長を受けて6月20日まで引き続き運休となります。温泉街の土産物店は営業を続けていますが人影はまばら。民芸品を扱う店からは諦めの声が聞かれました。 (民芸品店の人)「(延長は)しょうがないというか、今の状態だと延長せざるを得ない。これが8月9月10月まで続くようなら本当に大変な状態になる」 (長南記者)「午前8時過ぎになりました。通勤時間を迎え、地下鉄大通駅では多くの人が見られます」 出勤者の7割削減を目指してテレワークなどの実施が呼びかけられるなか、いつもとさほど変わらない通勤風景となった31日朝の札幌中心部。 (通勤する人)「土日は人がいないですけど、平日は(人出は)あまり変わらない」 (時差出勤をする人)「少なくもなければ多くもない。北海道の企業がまだ対応しきれていないんじゃないか」 旭川市内の高校です。 (金澤記者)「こちらの高校では、生徒を奇数と偶数に分け、半分の生徒だけ登校する分散登校を行なっています」 旭川が「特別措置区域」となったことを受けて、5月21日から生徒を半分ずつ登校させ、自宅にいる生徒には「オンライン授業」を受けてもらう体制を整えました。感染対策が進む一方で、宣言の延長でふだんの授業ができない状況に生徒からは不安の声も。 (生徒)「授業はちゃんと受けられるのでそれはいいと思うんですが、周りでみんなが勉強するなかで自分も集中して勉強するというのが、家だと再現しにくいので、その点がすごく難しいと思います」 (旭川東高校 花尻健明教諭)「こういう状況でも学びを止めないで、学び続けてほしいとやっているので、頑張ってほしいなと思います」 6月1日以降も続く緊急事態宣言下の生活。先の見えない自粛の日々に我慢の限界、と話す人も少なくありません。
「自粛もそろそろ限界」札幌中心部“日曜の人出”は1週間前から増加(STVニュース北海道) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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