今週のNY市場は底堅い展開か。先週はダウ平均とS&P500がともに0.5%安と続落したものの、ハイテク株主体のナスダック総合は0.3%高と5週ぶりに反発。FOMC議事要旨でテーパリング議論開始が示唆されたものの、経済指標の下振れを受けて超緩和的金融政策の長期化見通しが再び強まった。今週は金融緩和の長期化見通しを背景に底堅い展開か。先週の波乱要因となったビットコイン価格の動向や、半導体のエヌビディア、小売りのベストバイ、コストコ、ギャップなどの決算発表が注目される。金融政策の見通しや米長期債利回りの動向も焦点で、5月消費者信頼感指数、1-3月期GDP改定値、4月コア個人消費支出(PCE)価格指数などの経済指標や、クオールズFRB副議長の議会証言やブレイナードFRB理事、メスター米クリーブランド連銀総裁、ボスティック米アトランタ連銀総裁、ジョージ米カンザスシティ連銀総裁の講演が注目される。
今晩の米経済指標・イベントは4月シカゴ連銀全米活動指数や、ブレイナードFRB理事、メスター米クリーブランド連銀総裁、ボスティック米アトランタ連銀総裁の講演など。主要な企業の決算発表はなし。(執筆:5月24日、14:00)
NY株見通し-今週は底堅い展開か 長期金利やビットコインの動向に注 - ニュース・コラム - Y!ファイナンス - Yahoo!ファイナンス
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