東京大会に参加する選手などが新型コロナウイルスのワクチンの提供を受けられる見通しになったことについて、組織委員会の橋本会長は「ワクチン接種を前提とせず、安全安心な大会となるよう準備に努めているが、選手や関係者の多くがワクチンを接種できるなら、より一層、安全で安心な大会に向けて前進できる」と歓迎しました。
その一方で「国内の優先接種の対象者に影響が出るようなことになれば、アスリートにもプレッシャーがかかると思う。多くの方にワクチンの提供や接種がされていない状況で、違和感がある人がいるのは私も理解するところだ」と述べ、日本選手団への接種についてはひっ迫する医療現場に影響が出ないよう進めていくことが前提だという考えを示しました。
乾友紀子「水泳連盟やJOCの指示に従う」
一方、井村雅代ヘッドコーチは「オリンピックの前に1日も早く受けたいのが本音だ。オリンピックはやるべきではないという意見があることは知っていますが、ワクチンで大きく開催に前進したと思う」と話していました。
空手 染谷真有美「自分から打とうという意思はない」
そうした理由について問われ「特に世間の声を気にしてではなく、わざわざリスクを冒さなくてもいいかなと思う」と話していました。
パラボート市川友美「仕事をしている人を先に」
7日行われたボートのアジア・オセアニア大陸予選で、東京パラリンピック、女子シングルスカルの代表に内定した市川友美選手は、IOCが東京大会に参加する選手などに向けた新型コロナウイルスのワクチンの提供を受けることになったと発表したことについて「選手だから先に打つのではなくて、もっと20代、30代の仕事をしている人に打ったほうがいいのではと思っている。ただ、海外から来る人が打っているのに日本選手が打っていないのはおかしいといえばおかしいかなとは思う」と複雑な心境を明かしました。
組織委橋本会長「違和感は理解」五輪選手らへのワクチン提供で - NHK NEWS WEB
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