東京株式相場は反発して始まった後に、前日の終値を挟んで方向感に乏しい動き。世界経済が新型コロナウイルス感染拡大からの力強い回復を示していることから、自動車や商社などの輸出関連、陸運などは高い。また、政府が世界半導体大手の台湾積体電路製造(TSMC)の日本拠点への支援を決めたことで、半導体関連などの機械、化学などにも買いが入っている。一方、情報・通信やサービスは売られている。
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市場関係者の見方
大和証券投資情報部の石黒英之シニアストラテジスト
- 日本企業は半分以上海外で稼いでおり、経済協力開発機構(OECD)の2021年の世界経済成長予想が上方修正されたことは、グローバル景気敏感の日本株にとってはポジティブ
- 世界経済全体が正常化に向かうなか、自動車をはじめとした景気敏感株を見直す動きが指数を支え、TSMCの日本での技術開発が発表され、半導体製造装置などの関連株はしっかりしそう
東証33業種
上昇率上位 | 鉱業、その他金融、ゴム製品、繊維製品、輸送用機器、陸運、空運、非鉄金属 |
下落業種 | 精密機器、その他製品、サービス業、食料品 |
背景
- OECD、世界成長率予想5.8%に上方修正-急回復で地域格差拡大も
- TSMCが日本で先端半導体の実装技術開発、旭化成やイビデンと連携
- けさのドル・円相場は1ドル=110円00銭近辺で推移、前日の日本株終値時点は109円74
- 【 米国市況】ユーロや豪ドルが上昇-株・債券・商品は休場
日本株反発へ、世界経済回復とTSMC拠点-自動車や半導体関連高い - ブルームバーグ
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