[東京 31日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、もみあいが想定されている。今晩の米国株式市場が休場となるほか、売り買いともに手掛かり材料に乏しいことから、模様眺めになりそうだ。前週末の急伸を受けて、利益確定売りが先行しそうだが、その一方で押し目買いも入るとみられ、売り買い交錯する中で2万9000円を固めるとみられる。
日経平均の予想レンジは2万8800円─2万9300円。
前週末28日の米国株式市場は小幅高。インフレ指標が予想以上に上昇したものの、相場は底堅く推移した。一方、日本株は直近の上昇により利益確定売りが出やすくなっていることから、シカゴ日経平均先物にサヤ寄せする形で始まりそうだ。
ただ、引き続き明確な方向性を示す材料が見当たらず、今晩の米国株式市場がメモリアルデーで休場となるため、見送り気分が強くなるという。売り一巡後は一進一退の展開になることが想定されている。
市場では「きょうのところは身動きが取りにくい。利益確定売りが先行した後はもみあいとなり、日経平均は2万9000円を固めることになるとみられる」(東洋証券・ストラテジストの大塚竜太氏)との声が聞かれた。
前営業日終値 昨年来高値 年初来安値
日経平均 29149.41 30714.52 27002.18
+600.40 2021年2月16日 2021年1月6日
シカゴ日経平均先物3月限 29020(円建て)
今日の株式見通し=模様眺めの中でもみあい、売り買い交錯し2万9000円固めに - ロイター (Reuters Japan)
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