[バルセロナ 27日 ロイター] - スペインのバルセロナで、新型コロナウイルスの簡易検査で陰性だった5000人が社会的距離(ソーシャルディスタンス)を取らずにライブコンサートに参加するという実験が行われ、主催者によると、2週間後も感染者の急増は見られなかったという。
実験を担当したジョセップ・マリア・リブレ医師は、コンサートの2週間後に新型コロナが検出された観客はわずか6人だったと指摘。これは過去2週間のバルセロナにおける一般の感染率の約半分に当たり、「感染急増につながるイベントではなかった」とした上で、6人の感染がコンサートで起きた証拠もないと述べた。
その上で「データは非常に心強いもので、世界中のあらゆる場所で文化活動を行う際の参考になると考えている」と語った。
観客はコンサート当日に市内3カ所のいずれかで検査を受け、陰性なら入場が認められた。医師が後日、観客らに電話で症状や感染の有無を確認したほか、保健所の感染者データとも照合したという。
ライブ会場でコロナ急拡大せず、スペインで陰性者5000人の実験 - ロイター (Reuters Japan)
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